プライバシーポリシー
2025-08-11 公開 / 2025-10-11 更新 / 著者: 金子真之
The Makers Guild(以下「当サイト」)は、https://themakersguild.jp を拠点に、職人文化と読者・会員をつなぐ情報提供とコミュニティ運営を行います。本ポリシーは当サイト上の各サービス、会員機能、問い合わせ、販売・決済、イベント運営に適用されます。
運営判断は「5C」の視点で整えます。Craft(作り=情報設計の正確さ)、Comfort(安心=透明性と選択肢)、Care(手入れ=保守・削除・訂正の手順)、Cost(負担=データ最小化と運用コストの均衡)、Continuity(継続=バックアップと修理性)。本記事は5Cの観点から要点を整理します。
方針と適用範囲
本ポリシーは、当サイト上の閲覧、会員登録、問い合わせ、スポンサー・取材対応、販売・決済、コミュニティ運営(例:Slack連携)に適用されます。Craftの観点では「正確な告知」、Comfortの観点では「明確なオプトアウト」、Continuityの観点では「継続運営と復旧」を重視します。仮説:説明が短すぎると誤解が生じる。検証:各要素を章立て化し、権利行使導線を明示。結論:利用者の選択可能性が高まると判断します。
収集する情報の類型
取得し得る情報は、①会員情報(氏名、メールアドレス、国・地域、言語、会員ステータス)、②購入・支払い関連(注文内容、配送に必要な情報、決済トークン等の決済事業者側情報)、③問い合わせ・応募内容(フォーム入力、添付ファイル)、④コミュニティ運営に必要な識別子、⑤アクセスログやCookie等の技術情報です。Careの観点で機微情報は原則収集しません(後掲)。必要最小限に絞り、不要項目は設計段階で削除します。
取得方法と法的根拠
主な取得は、本人入力(会員・購入・問い合わせ)、自動取得(アクセスログ、Cookie)、外部決済・配送サービスからの連携です。根拠は、契約履行・問い合わせ対応、法令遵守、正当な利益(サービス改善・不正防止)、同意(Cookie等の任意領域)を組み合わせます。仮説:同意領域の明確化は離脱を増やすか。検証:バナーで用途別同意を提示し、拒否時も閲覧可能に。結論:Comfortを損なわず透明性を高められると見ます。
利用目的と最小化
目的は、①サービス提供(会員管理、教材・記事配信、購入・配送、イベント案内)、②問い合わせ対応、③品質改善(アクセス傾向の把握)、④不正・セキュリティ対策、⑤法令対応に限定します。Costの観点で収集項目を定期見直しし、不要データは設計から外します。マーケティング用途の連絡は配信停止が可能です。再目的外利用は行わず、統計化・匿名化で個人識別を抑制します。
会員・決済・ECに伴うデータ
会員機能の提供や課金が必要な場合、会員識別子・購買履歴・配送に必要な情報を扱います。決済カード情報は当サイトで保有せず、決済事業者の安全な環境でトークン化・処理されます。Practiceとして、住所は配送完了後に短期保管→削除、領収書は法定保存へ区分します。Continuityの観点では返金・取消の検証に必要な最小限のログのみ保持し、再利用しません。
フォーム・コミュニティ・メール配信
フォームでは氏名・メール・本文・添付を扱う場合があります。コミュニティ機能(例:Slack連携)では、通知や役割管理に必要な識別子を扱います。メール配信は購読同意に基づき、配信停止リンクを常設します。Careの観点で、フォーム添付は対応後に縮退保管、一定期間後に削除を基本とします。誹謗中傷や違法コンテンツは受理せず、関係機関へ必要範囲で通報します。
クッキー・解析・広告の管理
Cookieは、必須(ログイン維持等)、機能(言語設定等)、解析(利用傾向把握)、広告(リマーケティング等)に区分します。広告・解析は同意が前提で、拒否しても閲覧に支障が出ないよう設計します。ブラウザ設定でのブロックも可能です。仮説:用途別の選択肢を明示すると安心感が増す。検証:同意バナーで目的・保存期間・提供先の概要を提示。結論:ComfortとCostの均衡を取りつつ透明性を確保できます。
第三者提供・委託と共同利用
法令要請や生命・財産保護等の正当な理由がある場合を除き、個人情報を第三者に販売・貸与しません。運営上の委託(例:ホスティング、メール配信、フォーム、決済、EC、通知連携)では、目的限定・再委託制限・安全管理・秘密保持・契約終了時削除等を義務付けます。共同利用がある場合は範囲・目的・管理責任者を明示します。
国外移転・保管と冗長化
サービス特性上、国外のデータセンターでの保管や国際転送が発生し得ます。その場合は、移転先の法制度を踏まえ、契約条項や技術的対策(暗号化・アクセス制御)で適切な保護を講じます。Continuityの観点で、障害・災害に備えた冗長化と復旧手順を整備し、バックアップは暗号化のうえ限定アクセスで管理します。
保存期間と削除基準
保存期間は「法定保存」「運用上必要」「短期保管」に区分します。領収書等は法令に従い保存、配送に関する情報は完了後の短期保管を経て削除、問い合わせのログは対応終了後に縮退保管→定期削除を基本とします。Costの観点で容量とリスクのバランスを見直し、目的達成後は匿名化または消去します。
権利行使の方法
適用法に応じ、開示・訂正・削除・利用停止・移転の請求が可能です。本人確認のため、登録メールからの申請や追加情報のご提示をお願いする場合があります。Practiceとして、受付→本人確認→調査→回答の標準手順と、回答予定期間・却下事由(過度・重複請求、法的保存義務等)を明文化します。権利行使は本ページ末尾の連絡先で受け付けます。
安全管理措置(技術・組織)
技術対策:TLS通信、保存時暗号化、最小権限、二要素認証、脆弱性パッチ、監査ログ。組織対策:アクセス申請・棚卸、秘密保持、教育、委託先管理、インシデント手順。Craftの観点で設定を文書化し、Continuityの観点で障害・侵害時の連絡体制と復旧計画(バックアップ検証・ロールバック方針)を整えます。定期的に実効性を点検します。
未成年者・機微情報の取扱い
未成年者が利用する場合は、保護者の同意や監督を前提とします。健康・信条等の機微情報は、法令上の必要または明示同意がある場合を除き取得しません。教育プログラム等で年齢確認が必要なときは、目的達成後に速やかに削除します。Comfortの観点で、確認手段は過度に侵襲的とならない方法を選びます。
画像・UGC・知的財産
UGC(ユーザー生成コンテンツ)投稿時は、位置情報を含むメタデータの削除を推奨します。第三者の権利を侵害する素材の投稿は禁止です。当サイトが提供する取材・掲載の際は、権利者の許諾取得とクレジット表記を基本とし、引用は適法範囲に限定します。違反が疑われる場合は掲載停止・削除等の措置を行います。
変更・発効・連絡先・準拠法
本ポリシーは、法令やサービス変更に応じて改定する場合があります。重要な変更は当サイト上で告知し、改定後に適用します。お問い合わせ・権利行使の窓口:メール privacy@makersguild.club / ウェブサイト https://themakersguild.jp。準拠法は日本法とし、法令に別段の定めがある場合を除きます。
Summary
当サイトは、透明性と選択可能性、データ最小化、適切な安全管理、明確な権利行使導線を軸に運営します。5Cで見れば、Craftは正確な告知、Comfortは同意と配信停止、Careは削除や訂正の実装、Costは保存区分の最適化、Continuityは冗長化と復旧計画です。迷ったときは「必要か/説明できるか/いつ消せるか」を基準に判断します。
The Makers Guild 公開通知のご案内
靴職人・金子真之が主宰する、ものづくりとファンのためのコミュニティ【The Makers Guild】を立ち上げます。
ものづくりは、ひと針ひと針を積み重ねる孤独な時間の連続です。だからこそ、技術・仕入れ・業界動向を“人づて”ではなく確かな形で共有し、職人とファンが支え合う循環をつくりたい——その想いで The Makers Guild を準備しています。伝統を継ぎつつ現代に合う価値を生み、個々の創作を支援し、ものづくりのファンと職人を結ぶ場を目指します。
あなたも、この新しい循環の始まりに参加しませんか。革製品づくりに情熱を注ぐ方にとっては新しい可能性を発見する場に、そしてファンの方にとっては職人たちのリアルな声や最新情報に出会える場になるはずです。
ご関心をお持ちの方は、まずは公開通知にご登録ください(無料会員あり)。
詳細(無料会員、有料会員の特典内容や料金)は公開日(年末あたりを予定)が決定次第お知らせします。
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「The Makers Guild」は、クラフトや靴文化を共有する国際的なコミュニティサイトです。ブログは日本語を含む7か国語で配信し、世界中の読者に靴文化の魅力をお届けしています。現在、取材を希望される方、ならびに活動を応援いただけるスポンサー様を募集しております。詳細やご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。